特別優秀賞
グループ紹介
マップ名:「名古屋市北区金城学区の防災マップ」
グループの概要
私たち「愛知学院大学(プロティア)」は防災に関することで何かを行いたいということで、災害時に悲しむ人が少しでも減るようにという願いを込めて、この活動を行っています。
日ごろの活用では、このマップをコンテストで終わらせないために、ビジネスプランコンテストに出展し、長期的にマップを維持できる仕組みの制度を挙げています。またDoChubu さんにお願いしサイトを立ち上げ、それに関する活動を日ごろから行っています。積極的に起業したい学生が集まり、このサイトの運用をしています。
作品の概要
私たちのマップは、小学生やその保護者また、学校関係者、大学生から見た、安全・危険箇所を中心に載せています。特に大人では気づきにくい小学生だからこそわかる危険な箇所などは、情報を充実させました。また、それだけでなく、地域の人に日ごろから見てもらえるように、お店の情報などを載せ、広告収入を得るアイデアを考えました。サンプルではありますが、お店の情報を載せています。さらにマップを発展させ、維持管理するため、広告収入の仕組みを取り入れています。
作品の特徴
私たち「愛知学院大学(プロティア)」のメンバーと金城小学校の学生、その保護者様、地域の関係者と協力し、防災について学びながら、マップを作成しました。また、このマップをコンテストだけで終わらすのではなく、日ごろから使える防災マップにするためにさまざまな団体と協力します。このマップは将来につなげる地域に根付いたソーシャル・アド・マッピングです。
自由欄
私たちは、e-防災マップをこのコンテストだけで終わらさないために、DoChubu さんと協力し、防災マップをさらに発展させたサイト(具体的には、日ごろから使用できる防災マップ)を製作しています。まだ一般の方は見ることができないのですが、ビジネスプランの発表会YouthEnterprise トレードフェア(11 月)や大企業市場(1月)ではデモ版ということでそのサイトを使用しています。Youth Enterprise では、スチューデント賞を受賞しました。
現在の課題は、サイトを維持するための運用費を稼ぐビジネスプランはあるのですが、それに協力して頂ける企業を見つけることがまだできていない点です。少しでも私たちの活動を知ってもらうためにコンテストなどに出展し、来場者の声や審査員のアドバイスを今後の運用に活かしていこうと考えています。
今後の展開は、さらに、活動の幅を広げ、マップの範囲を増やすことで様々な人に日ごろから使える防災マップを作っていくことが目標となっています。また、サイト維持のために協力して頂ける企業を地域の中で探すことも重要です。
講評
評価できる点
- 小学生の目線で危険個所を探してマッピングしている。
- 広告を掲載することでビジネスモデル化をするという新たなチャレンジを行なっている。
課題、今後に期待する点
- 情報発信は積極的なので地域とのコミュニケーションをより積極的に行なってほしい。
- 広告が本当に見る人を誘導できるのかが疑問なので検証も行なってほしい。
- 地域の過去の災害に関する情報を追加してほしい。