受賞作品
作品紹介
アプリケーション名 | HelpMeTweet |
---|---|
部門 | アプリ開発 |
グループ名 | 有限会社HCCソフトウェアエンジニアリング |
作品ファイル(動画) | → 「HelpMeTweet」作品ファイル(mp4 13.2MB) |
作品の説明書 | → 「HelpMeTweet」システム説明書(PDF) |
アプリの概要
「HelpMeTweet」は、携帯電話(スマートフォン)を使って、災害が発生した際に自分の安否状況等を「写真」と「音声を自動認識した文字情報」でツイッターに投稿することができるアプリケーションです。
また、投稿された情報を集約的に、地図上で確認することができます。
防災に対する有用性
- 災害に襲われた時、簡単な操作で自分の安否情報を迅速に外部に伝えることができる。
- 災害発生時、自分の現在位置の近くで今何が起こっているかを地図上で把握することができる。
- リアルタイムな被災状況を迅速に収集し、その結果を地図上で把握することができる。
マッシュアップの導入方法
- 地図表示機能 GoogleMap Android API
- 災2.データ投稿機能 Twitter4J API
アピールポイント
- 必要な操作はアプリを起動してカメラのシャッターを押してしゃべるのみ
- 安否情報をTwitterで的確に外部に伝えることで、周囲からの援助を期待することができる
- 地図情報と投稿情報を重ね合わせて、現在地近辺のリアルタイムな状況を把握できる
その他、主催者や事務局に伝えたいこと
スマートフォンの開発に初めて挑戦しました。
今後も機能拡張等を行い、実際に使えるアプリケーションに育てていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
講評
災害時における安否情報、特に自らが被災している場合の状況を救助できる外部に伝達するという点に焦点を当て、それをできるだけ簡易に行うために写真撮影や音声の自動認識を、場所を明確に示すための地図APIを、外部での接触機会を増やすためにtwitterを使用するなど、多数の技術をマッシュアップしているという点を評価した。実際には、これを受けた外部側が救助の優先度を決める方法、救助の未/済を管理する方法、twitterが現状必ずしも災害に強いとは限らないという点の考慮などが必要となると考えられ、今後の発展が期待される。