優秀賞
グループ紹介
グループ名 | 亀山市立井田川小学校 |
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市町村 | 三重県亀山市 |
想定災害 | 地震防災・水害・土砂災害 |
マップ名:「亀山防災マップ」
その他のマップ
グループの概要
井田川小学校区は北部、東部、南部の3地域が別々の特徴を持っています。
北部は2個の団地(新・旧)、東部は旧・団地と昔からの集落(町)、南部は昔からの集落(町)からできています。人口比率も小学生人数も当然世帯数も大きく違います。南部地区は過去数回の水害に遭っています(生徒の通学路でもあります)。
かめやま防災ネットワークは2010年より井田川小学校区内の自治会にて防災訓練、防災教室等を実施してきました。今回、井田川小学校「学校防災デー」当日(11月20日)に4年生124名が取り組む「学校区マップ」の作成と、地区マップ制作の発表までをサポートします。
作品の概要
井田川小学校区は旧東海道沿いの古い町と小高い山を新興住宅に開発した地域です。古い町並みは河岸段丘の底であり小河川の氾濫が数回繰り返されています。水没地域が通学路であり生活道路でもあります。児童の安全と安心のためのマップを制作。
作品の特徴
井田川小学校4年生124名が「井田川小学校・学校防災デー」にて発表のための『学校区マップ』の制作を通じて全校生徒と教師、父兄、地域自治会、住民と共に「安心、安全」を共有すること。
講評
評価できる点
- 地域防災に関する資料を収集し、学校区内の地域住民と情報を共有しながら訓練を実施するなど、活発な防災活動を行ったうえで防災マップづくりがなされている。
- 次世代の地域防災を担う地域の子供たちに防災意識を持ってもらう活動を行っている。
- 水害が発生した際、現在位置に応じて向かうべき安全な避難所が明確に表示されている。
課題、今後に期待する点
- 当地域では、災害に関する専門知としてさまざまなハザードマップが公開されているので、これらの情報を活用した上での現地調査や検証を行うことが望ましい。
- このマップを活用し、地域内の他の学校や地域住民など、多様な地域コミュニティからの情報を集め、より実用的なマップに仕上げることを期待したい。