優秀賞(こども防災賞)
グループ紹介
グループ名 | 古和浦親子防災の会 |
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市町村 | 三重県南伊勢町 |
想定災害 | 地震、津波 |
グループ活動 | 防災組織 |
防災コンテスト参加 | 新規 |
マップ名 :「「古和浦親子防災の会」防災マップ」
グループの概要
平成23年3月11日、あの東日本大震災の映像を見た私たちは他人事とはおもえず、恐怖を感じとりました。「何とかしなくては!!」と思いはしたものの迷うばかりの日々が続きました。そんな時、道端で雑談をしたことから、「津波から子どもたちの命を守りたい」という話が広がり、25年4月頃に他のお母さんたちにも、子供たちが自分の力で避難できるように、防災学習会をしませんか?と呼びかけていきました。そんな中、賛同してくれる人が増え、この「古和浦親子防災の会」を平成25年7月、正式に立ち上げることができました。
作品の概要
「古和浦親子防災の会」で防災タウンウオッチングを行い、防災について学習した内容を元に作成したマップ。今後も活動内容を記録していきたい。
作品の特徴
危険箇所としてマークを付けた場所の写真を撮りに行き、写真を使った分かりやすいマップを作成した。
講評
評価できる点
- 自然災害にまつわる危険情報や資源情報に特化せず、子どもの安全を考慮して道路の危険性などについても写真等でわかりやすく表している作品である。
- 消防団と行ったタウンウォッチングや、子どもからお年寄りまでが一緒に参加した防災訓練、避難生活をイメージした非常用食料の検討など、地域の関係者が協力して有意義な子どもの防災教育を展開している。
- 地域の祭りやイベントでの炊き出し、防災マップの展示など、親子が楽しみながら地域防災の理解を深めることができ、地域全体での防災教育の効果につながっている。
課題、今後に期待する点
- 親子の目線から災害時の地域課題と防災対策を具体的に検討したうえで、目的を明確にした防災マップの制作を期待したい。
- 作品を活用した防災訓練など、具体的な活用方法を考え、継続した活動を期待したい。