保坂先生と愉快な仲間達

防災ラジオドラマコンテスト

第5回

優秀賞(記録活用賞)

グループ紹介

グループ名 保坂先生と愉快な仲間達
市町村 新潟県上越市
グループ活動 非防災組織
防災コンテスト参加 新規

作品紹介

タイトル 「高田地震から学ぶ地域の絆」
部門 音声
災害種類 地震
ファイル 脚本(PDF) 音声(mp3)

グループの概要

 研修部活動のメンバーで設立しました。研修部活動の時間を使って作成しました。

ドラマの概要

 私たちは防災意識が足りないということに気づきました。そんなときに防災ラジオドラマコンテストを見つけました。このコンテストに参加することで防災意識を高められるし、地域の方々にも正しい防災を身につけてもらうことができるということで参加することにしました。
 前半は過去に起きた高田大地震を再現しています。後半ではこの地震を知った2014年に生きる私たちが防災意識を高めていくストーリーです。前半のみどころは、城が崩れていく様子と人が生き埋めになりかけてしまった災害後の2つの場面です。後半のみどころは前半から学んだ高田城の歴史や人々の絆を現代でも発揮しようとする私たちの変化していく様子です。上越市がかかえる問題の中山間地の過疎化などをとりあげながらどうしていくべきなのかを考える私達の工夫と努力をどうぞごらんください。

ドラマの特徴

 この作品の特徴は江戸時代に実際にあった出来事を物語にしました。役者は昔の話し方をして工夫しました。高田地震は地元に住んでいる私たちも知らなかったのでこの活動を通して高田地震を知ってもらい、地域にみんなとの絆が大切だということを伝えられる作品になると思います。

自由欄

 私たちはこのコンテストを通して、これからどうしなくてはならないのか、防災について見直し、そして解決策を見つけることができました。この作品を通してたくさんの方々に防災について知ってもらえたら嬉しいです。

講評

評価できる点

  • 歴史上の地震災害に関する物語と現状の災害対策が対比され、史実感と現実感がよく伝わる作品である。
  • 子どもたちの視点から細かく調査し、作品に反映している。
  • 地域防災に対し、自分自身でできることを真剣に考えており、防災教育としても高い効果が得られている。

課題、今後に期待する点

  • ドラマを聞いた人が歴史資料にアクセスできるように、調査した資料の出典を明示してほしい。
  • 被災当時の対応をもとに、今後取り組んでおくべき備えなど、作品を題材にした更なる検討を進めてほしい。
  • 作品を活用して歴史上の災害を伝承しつつ、これを踏まえて今後の災害対策について検討するなど、具体的な行動に繋げられる活動を期待したい。