<ドラマ部門> 奨励賞
グループ紹介
グループ名 | 宇城久ドラマプラグイン |
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市町村 | 京都府京都市 |
代表者名 | 小松達哉さん |
作品紹介
タイトル | 「日常をつなぐ防災」 |
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部門 | ドラマ |
災害種類 | 水害 |
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ドラマの概要
放課後、雨の降り続ける中で高校生が「もしもこの雨が止まなかったら」というテーマで妄想を繰り広げる。実感が湧かないからこそ始めた妄想だが、そうして話しているうちに、実際におじいちゃんから聴いた体験談に話は移行。最終的に、自分たちの生活の中にも防災が溶け込ませられることを伝える。
ドラマの特徴
日常生活の中で高校生が防災について話し合う様を描いたもの。本来なら真面目に意見を出し合うのだろうが、参加者の日頃の雰囲気を取り込んだ。半分架空、半分リアルに実際に地域の方から聴いた話で作成した。
講評
防災に役立つ堅い内容と笑いの要素のバランスがうまくとれていて、聞きやすいドラマに仕上がっているものの、台本の棒読み感もあり、もっと自由にやっても良かったのではないかと思える。平時の話し合いで被害を想定し、地域の水害の経験者にも体験談を取材している点や、作品がすでに放送されているなど、制作活動を多くの人に知ってもらおうという姿勢が評価できる。作品としての完成度はまだまだだが、作品に対する批判を含めたコミュニケーションが生まれるなど、関係者が協力して議論し、完成していく防災ドラマとしての発展を期待したい。