奨励賞
グループ紹介
グループ名 | 小渡自治区自主防災会 |
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市町村 | 愛知県豊田市 |
想定災害 | 土砂災害 |
グループ構成 | 自治区、市役所、NPO、消防団、地元学校PTA等 |
マップ名:「豊田市小渡地区避難行動マップ」
グループ概要
豊田市の北東部、旧旭村役場を中心とした小渡(おど)自治区は小渡・万町・時瀬・閑羅瀬・田津原の各組で構成され、標高差400mに達する山里です。長野県境から三河湾へ注ぐ一級河川、矢作川の上流部でもあります。
これまで地震による目立った災害記録はないものの、伊勢湾台風と東海豪雨をはじめ、豪雨・土砂災害は数多く経験し、犠牲者も少なくはありません。このため、自主防災会を中心に災害対策への関心が高く、世代や職業を超えた街歩きを始めました。
作品の概要
矢作川と支流の氾濫、土砂災害時の人命第一を想定しました。
下記による、自治区の避難行動計画策定を目指しました。
- 安全な避難経路の提示
- 要援護者のサポート
- 声掛け(組長と安否確認グループの連携)
講評
自主防災会による土砂災害から要援護者を守る土砂災害対策マップ。土砂災害ハザードマップを用い、要援護者の位置をプロットすることで一人一人の土砂災害リスクを明確にし、まちあるきを通じて現地の確認が行われている。今後、この成果を用いて、具体的な安否確認や避難支援への対策の検討に活用されることを期待する。