<脚本部門> 優秀賞
グループ紹介
グループ名 | 大垣市防災ひとづくり塾 |
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市町村 | 岐阜県大垣市 |
代表者名 | 種田 昌克さん |
作品紹介
タイトル | 「絆」 |
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部門 | 脚本 |
災害種類 | 水害 |
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ドラマの概要
平成××年、上流での大雨により下流の大垣市において河川が氾濫する。自主避難を試みた老夫婦が川に流される。しかし消防レスキューによって救助される。河川氾濫したこの下塩田地区はこのレスキュー隊員にとって思い出の地であった。そして、災害ボランティアがやってくる。若いボランティアと共に活動する彼らは、防災とは何か、本当に大切なものは何か、原点を見つめ直す・・・・。
ドラマの特徴
地域コミュニティが希薄化しているといわれる現代社会において、本当に大切なものは何か。本当に大切なものはお金で買えないものではないか。
講評
具体的な水害時の課題として、事前避難の重要性や地域コミュニティの支えあいを中心にわかりやすく描かれているところを評価した。現代社会で希薄化している地域の関係性や世代間の支えあいを見据え、地域の防災対策にとって本当に大事なものは何かを考え直すきっかけになる作品である。この作品づくりをきっかけにして、地域コミュニティの絆に加え、地域と行政、災害ボランティアなどを含めた絆の在り方の検討に結びつくことが期待される。