エフエムとおかまち

防災ラジオドラマコンテスト

第1回

<ドラマ部門> 優秀賞

グループ紹介

グループ名 エフエムとおかまち
市町村 新潟県十日町市
代表者名 佐藤 広樹さん(ドラマ制作担当)

作品紹介

タイトル 「キズナ」
部門 ドラマ
災害種類 地震
ファイル 脚本(PDF) 音声(mp3) YouTube

ドラマの概要

 大地震後のとある街のコミュニティーFM局へ支援員として派遣された静香。支援員としての仕事を終え、夕食をもらいに自衛隊の炊き出し場所で困難に立ち向かう人と人との絆を見る。そこで静香は困難を乗り越えていく人々の強さ、優しさ、絆の深さを知り、本当の防災は、「人と人との絆の深さなのではないか…。」と気づく。

ドラマの特徴

 脚本、演出を担当した私自身、中越地震で被災し、その後、ラジオ局に入社し、となり街の柏崎市の時に被災したラジオ局に支援員として経験した実話をもとに作りました。
様々な技術が発達していますが、最大の防災は「人と人との絆」ではないか?と思い、このラジオドラマを作りました。

講評

 被災地のコミュニティ放送局に支援員として派遣された隣接のコミュニティFM局のアナウンサーが、被災地で見るさまざまな光景を通じて地域の絆を考え直していくという点を評価した。実際に被災体験のある中越地区という地域特性を生かしたドラマで、被災地の具体的な公助や協働が描かれている。今後は、被災地のコミュニティFM局として役割や課題をテーマとする作品作りに展開するとともに、コミュニティFM局が地域のネットワークを活かしに地域コミュニティや災福祉関係者によるドラマ作りを支援することも期待される。