つくば市ヘルパー連絡会

防災ラジオドラマコンテスト

第1回

<ドラマ部門> 優秀賞

グループ紹介

グループ名 つくば市ヘルパー連絡会
市町村 茨城県つくば市
代表者名 石浜 恭子さん

作品紹介

タイトル 「ホームヘルパーは災害最前線!!」
部門 ドラマ
災害種類 地震
ファイル 脚本(PDF) 音声(mp3) YouTube

ドラマの概要

 つくばの中心部は、開発が進み、仕事の関係等で越してこられる方が沢山います。やがて、高齢になった親を呼んで一緒に暮らすか、近くのマンション等に呼びます。「呼び寄せ老人」と言われる人たちです。高齢になってからの引っ越しで、知り合いも少ない高齢者の方は、毎週来てくれるヘルパーを心待ちにしてくれています。短い訪問時間ですが、私たちがいない時間のことも考えながら、その方の生活を支えるのがヘルパーの仕事です。皆さんにより元気に、より自分らしく生きていただけるよう笑顔で元気に訪問しています。
 今回登場する「かつさん」も、大げさにうれしいことを表現する人ではありませんが、ヘルパーが来ることを楽しみにしてくれています。そんな「かつさん」をヘルパーはどう守れるのか。利用者を守るためのヒントが入ったドラマです。

ドラマの特徴

 日々、要援護者宅を訪問しているヘルパーが、災害に遭遇したとき、適切な対応が出来るための検証が出来るようにドラマを作ってみました。なので、へルパーの目線で考えて作ってあります。ヘルパーの活動は、個人宅での活動です。日頃あまり知られていない活動ですが、地域でどのように活動し、日常生活を支えているかを分かって頂き、地域の方と一緒に要援護者の方を支えて行けるきっかけと成れば良いと思っています。

講評

 介護事業者や介護ヘルパーの方々が、日ごろの介護の現場の目線で、介護中に被災した場合のヘルパーとしての要援護者支援の在り方に注目した切り口を評価した。事業者として、職業人としての職業上の責任感や、住民や関係者との連携や協働の重要性や課題について問題提起している。事業者が主体となって地域の防災対策を考えるきっかけとしてドラマを活用することが考えられ、このような取り組みが全国各地の福祉事業者や福祉施設の防災活動活用されることが期待される。