<脚本部門> 優秀賞
グループ紹介
グループ名 | 埼玉東地区防災有志団 |
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市町村 | 埼玉県越谷市・春日部市 |
作品紹介
タイトル | 「東海地震後の余震や生活に関する防災に注目したこと」 |
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部門 | 脚本 |
災害種類 | 南海トラフ3連動(東海、東南海、南海)地震 |
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ドラマの概要
地震や防災に関して専門家であれば当たり前の知識(情報)も、一般人にとっては全く知らないという知識(情報)があり、それによって地震後に命を落とすという事があり得るという事を描いた。
加えて、防災というと避難の訓練はするものの、避難中の災害についての訓練はあまりされていない。
そうしたことを想定することの必要性も訴えた。つまり避難中の避難訓練など。
ドラマの特徴
各地で行われた学術会議(日本地震学会、災害情報学会、歴史地震研究会、活断層学会、地震の学校など)に足を運び、一般人でも知っておくべき知識(情報)を収集し、本作品に盛り込んだ。
ストーリーの流れとして、3つの地域で、どのような事が起こり得るかということを並行して描き、未来の教訓とした。
講評
評価できる点
- 近未来を想定した作品であり、ストーリー展開や場面設定などに新しい工夫がなされている。
- 災害や防災関連の学協会に参加して学習した内容をドラマに反映するなど、専門知識を積極的に活かしている。
課題、今後に期待する点
- ナレーションとして整理されている多くの情報についても、ドラマ性を持たせて登場人物間の対話形式として描くと、より聞きやすくなる。
- 地域との連携など、防災現場での発展的な利用や交流を深めることを期待したい。