<脚本部門> 優秀賞
グループ紹介
グループ名 | 水の自遊人しんすいせんたいアカザ隊 |
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市町村 | 山口県防府市 |
受賞歴 | <e防災マップ> <防災ラジオドラマ> |
作品紹介
タイトル | 「残るもの 始まるもの」 |
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部門 | 脚本 |
災害種類 | 水害 |
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グループの概要
山口県佐波川で活動しています。川遊びから防災まで。面白いこと、興味のあることを中心にやってます。
ドラマの概要
あの豪雨から3年が過ぎ、山口県中部瀬戸内海に面した町。災害の復旧工事も終わり、日常生活の中では何事もなかったかのような毎日が過ぎている。そんな時、中学生が部活動で、聴覚障害者とコミュニケーションをとる防災サインを作成。これは災害時にも使える。そのPRもかねて夏休み防災学習会を開催し、豪雨体験装置で実際に雨の体験をし、防災サインは雨の中で使えるのか調べてみる。そして、もっと多くの人に災害に備えることを知ってもらいたいと決意する。
ドラマの特徴
昨年応募した作品の続編です。実際にアカザ隊が活動した内容を盛り込み、子どもたちが感じたことを作品に盛り込みました。
子どもたちの思いのつまった作品です。
講評
評価できる点
- 3年前の山口豪雨に対し、時間の経過とともに風化してしまう災害経験を伝える大切さに気づかされる作品である。
- 日頃から地域で取り組んでいる聴覚障がい者とのコミュニケーションに関する内容をドラマ化し、手話サインの統一方法という具体的な防災上の課題が描かれている。
課題、今後に期待する点
- ドラマで取り上げている世代を超えた防災活動の継続に関する難しさや課題について、具体的対策を深く追求できるように取り組みを継続してほしい。
- このドラマの続編や、音声化などを通じて地域の防災活動に発展していくことを期待したい。