SIP4D-Xedge(SIP4D利活用システム)

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SIP4D-Xedge

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本システム(SIP4D-Xedge)について

(最終更新日: 2019-1-23 )

本システムは、東日本大震災後の災害対策基本法の改正を踏まえ、広域的な支援を実現するために必要となる防災情報を、防災関係機関や地域住民など、様々なステークホルダーが円滑に共有することを目的に、以下のコンセプトに基づき開発されました。

(1) 人命にかかわる初動の災害対応を中心とした構成

自治体の災害対応において、最も重要であり優先的に実施されるべき人命救助等、初動期における重要業務を中心に構成します。

(2) 災害時における情報共有や相互連携の重視

自治体の災害対応においては、様々な関係機関と円滑な情報連携・共有したうえで、的確な災害対応を行うことが重要です。それを実現するために、標準的なシステム間の連携方式を採用します。

(3) クラウド環境の活用

災害時においてもデータおよびシステム損失の可能性が低い利用環境として、クラウド環境を利用することを前提とします。

(4) ワンストップによる住民等への情報伝達

システムにより共有された様々な災害情報に基づき、判断・意思決定された内容を円滑に市民に伝えるために、多様な伝達手段に対し、迅速かつ円滑に情報提供が可能なシステムとします。

(5) オープンソース・ライセンスによるベンダーロックインの回避

本システムのソースコードは、オープンソースのライセンス(GPL)に基づき無償公開とします。したがって、自治体は、システム改修により、自治体の特性に合わせたカスタマイズを行うことができます。

 

公開物の構成とドキュメントのダウンロード

公開ドキュメントは、以下の資料から構成されます。
システム定義書は、地方自治体の職員のうち、危機管理担当およびシステム管理担当の部局の職員を対象に、情報システムの要件定義等をまとめた技術資料です。 システム仕様書はシステム定義書を基に機能の詳細を定義した技術資料です。

※各種ドキュメントにつきましては、GPLの範囲には含まれず、原著作者を明示していただければ、二次的著作物を作成し、営利目的で複製、配布することが可能です。

※ソースコードのダウンロードページには、開発仕様書を含めて詳細なドキュメントの一式をダウンロードすることができます。

※以下のリンクは、SIP4D利活用システムの資料です。SIP4D-Xedge用資料は準備中です。

 

公開ドキュメント

 

セキュリティについて

  • 本システムは『OWASP ZAP』と『Ratproxy』を使用して脆弱性診断をしています。
 

リリースノート(ドキュメント)

ソフトウェアのダウンロード

お申し込み

ソースコードをダウンロードするためには、まずこのページからのお申し込みが必要です。
お申し込みいただきますと、後ほど「ダウンロード用ページ」のURLをご連絡させていただきますので、そちらよりダウンロードしてご利用ください。
※Dockerイメージも公開しています。

 

クリアリングハウスについて

本システムはクリアリングハウス(情報カタログサービス)として、オープンソースソフトウェアの『CKAN』を推奨します。

CKANの仕様についてはこちらをご参照ください。