9月2日に発生した竜巻は、埼玉県越谷市から北東方向へ進み、隣接する野田市に至る15キロ前後にわたって、多くのけが人や建物倒壊、停電などの甚大な被害をもたらしました。
気象庁は、竜巻に関する情報として「竜巻注意情報」を発表しますが、ピンポイントな情報ではないため、他の気象情報のように竜巻から身を守るのに直接役立てるのは難しい面があり、気づいた時には既に間近に迫っていることがあります。竜巻注意情報は気象庁ホームページを参照して下さい。
http://www.jma.go.jp/jp/tatsumaki/(気象庁ホームページ)
○竜巻からの身の守り方
竜巻が間近に迫ったら次を参考として、「すぐに身を守るための行動をとってください」また、安全が確認でき住居などから避難する際は、火災発生防止のためブレーカーや電気製品の電源を切り、ガスの元栓を止めるようにしましょう。
1 屋内にいる時は、屋内にとどまる。(竜巻が迫っているときに、外に飛び出すのは最も危険です。)屋外にいる時は、直ちに屋内に避難する。この際、物置、車庫、プレハブや車は避けて下さい。
2 屋内においては、窓のある部屋を避け、マンションやアパートであれば中央の部屋、浴室やトイレ、一戸建であれば1階のクローゼット等が望ましいです。
3 時間の余裕がある限り、雨戸やカーテンを閉めましょう。
4 窓のある部屋しかない場合、机やテーブルあるいはふとんや毛布を利用してガラスの破片から身を守りましょう。
投稿者:防災危機管理課 近藤
全記事一覧へ