9月26日(木)、平和台二三丁目近隣防災会がDIGを実施しました。
DIGとは、災害=Disaster、想像力=Imagination、ゲーム=Gameの頭文字を取って名付けられたものであり、参加者全員が、地図等を囲み、その上に、被災状況や防災関係機関の活動状況を書き込み、全員で対応策等を議論しながら進めていく訓練です。準備と実施が比較的容易であり、例えば、帰宅困難者支援施設の職員等が支援要領を、自主防災組織が地域における救助活動や避難をイメージトレーニングする等、特定の組織、部署が少人数で実施するのに適しています。また、DIGには、「探求する」「理解する」という意味もある英語の動詞「dig」に掛けられ、「災害を理解する」「まちを探求する」「防災意識を掘り起こす」という意味が込められています。
今回の訓練のコントローラー(統制役)は、流山市防災会議の委員であり、まちの先生(防災)でもある岡部英雄氏が務められました。
DIGを実施したいがやり方が分らないので、岡部氏に教えてもらいたいといった自主防災組織(自治会)やその他の団体等は、次のページから申し込んでください。
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/21/177/11957/011299.html
なお、DIGの実施に際しては、地図やマジック、ビニールシート、シール等が必要になります。これらはDIGを実施される団体等に準備していただきますが、地図については防災危機管理課でも相談に応じますのでご連絡ください。
seikatuanzen@city.nagareyama.chiba.jp
04-7150-6312
コントローラーの岡部氏
準備として、プレーヤーは、先ず、地図上の鉄道や主要な道路等に色を塗りました。
さらに、公園や医療機関等の防災に役立つ施設、或いは危険な場所等にも色を塗ったり、シールを張ると、地図が浮き彫りになってきました。
最後に、防災に役立つ人材や災害時要援護者がおられるご家庭等にシールを張ると・・・
訓練に使う地図が完成しました。
『最も安全な避難経路は・・・』『火災が発生したら・・・』等々と続き、今まで見えていたようで実はあまり見えていなかった地域の災害リスクが明確化し、対策も具体化しました。
訓練終了後、参加された皆さんは、『これからも続けていこう。』『地域に広げていこう。』と仰っていました。
鈴木が担当しました。