平成27年9月11日
流山市水防本部
1降雨の状況
・4日の降り始めからの雨量は、累積で310mm、時間最大47.0㎜でした。
2河川の状況
・江戸川の水位は8日から上昇を始め、10日10時、はん濫注意水位7.1mを超えさらに上昇、20時に7.3mの最高水位となりました。その後、降下を始め11日5時にはん濫注意水位を下回り、現在も降下中です。
・この間、江戸川の松戸排水機場の樋門を9日4時50分に閉鎖、現在も坂川・神明堀をポンプ排水し、水位の上昇を抑えています。
・流山樋管と今上落樋門も現在閉鎖中で、流山排水機場でポンプ排水を行っています。
・利根運河の諏訪下樋管は、10日6時20分にポンプ排水を開始し、諏訪下樋管も開閉コントロールして大橋団地を含む流域の排水を排除しました。現在、利根運河の水位も順調に降下し、自然排水しています。
3パトロール実施状況
・降雨が強まった9日20時50分より水防パトロールを開始、その後、10日1時から、7時まで計5回実施、夜間10班20名、早朝10班20名の計40名体制で実施しました。
4土のう配布
・20件、760袋を流山建設業協同組合(5社体制)の協力により、9日から一昼夜を通して配布しました。
5道路冠水等
・冠水21箇所で、この内、南流山の武蔵野線ガード下とTX沿線の木地区の2箇所で通行止め
を行いましたが、いずれも解消しています。
・10日10時に大橋団地内の道路で冠水が始まり、20㎝程度となりましたが、11日5時に解消しています。
・床下浸水のあったお宅(南流山7丁目)1件から消毒の要望があり、下水の逆流のあった2件と併せた計3件の消毒を11日午後に実施しました。
6避難勧告等(時系列)
・9日16時に、思井及び名都借地区の土砂災害警戒区域の10世帯38人に自主避難を促す安心メールを配信し、更に対象宅に電話及びポスティングを実施
・9日21時37分に、千葉県から流山市に土砂災害警戒情報が発令(10日19時15分解除)
・9日21時40分に、土砂災害警戒区域の10世帯38人に対し「避難勧告」を発令
・9日23時00分に、下花輪地区の土砂災害危険箇所の3世帯10人に「避難勧告」を発令
・10日8時38分に、大橋団地内の道路冠水により、建物への浸水の恐れが生じたことから、避難を促す安心メールを配信し、広報車による広報と個別訪問により避難誘導を実施
・10日19時00分に、土砂災害警戒区域等(計13世帯48人)に発令した「避難勧告」を解除
7避難所等の状況
思井福祉会館及び名都借福祉会館:0人(9日16時開設 10日19時閉鎖)
高齢者福祉センター森の倶楽部:10世帯26人(10日7時30分開設 同18時30分閉鎖0人)
東深井福祉会館:7世帯12人(10日7時30分開設 同18時30分閉鎖0人)
8水防体制
・9日15時に水防本部設置を設置し本部会議を3回開催、11日15時に解散
・水防対策従事職員 116人(水防本部30名、パトロール他86人)
流山建設業協同組合((株)イズミ、東建設(株)、照国建設工業(株)、(株)中村組、(有)和興重機、(有)大隅土建、(株)タツミ建設))
台風18号について
2015/09/11 15:30 投稿者:流山市防災危機管理課