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2024年12月
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防災危機管理課からのお知らせ

各地区の防災訓練の概要をご紹介します

日頃より、「eコミ流山」をご覧いただき、また、投稿いただき、ありがとうございます。

「eコミ流山」は、「災害に強い地域づくり事業」の一環として構築した、地域での各種活動を支援する地域ポータルサイトで、地域コミュニティの情報を共有する場となっております。

しかしながら、皆さんが、さまざまな活動をしているものの何を書いたらいいものか悩む、投稿が面倒くさい、投稿の仕方が分からないとの声もあります。

そこで、今回は、「防災訓練特集」として、皆さんが、これまで取り組んでいただいた「自治会の防災訓練の概要」を掲載することとしました。

掲載に際しましては、自治会の方から防災危機管理課にお知らせいただき、また職員が参加することができました一部の地区(自治会)の防災訓練となっていますことをご了承ください。

去る8月30日(日)、流山市総合防災訓練を流山北小学校で実施しました。
小雨交じりの中での防災訓練となりましたが、多くの市民の皆さんのご協力、そしてご参加をいただき、無事に終えることができました。
心よりお礼申し上げます。

日頃、防災意識の高い自治会の皆さんが、お住いの地域の環境や特性を考慮され、工夫していただき、防災訓練を真摯に行っていただいたことに、改めて感謝申し上げます。

それでは、各地区の防災訓練の概要をご紹介します。
また、紙面の都合上、訓練の全てをご紹介できませんことをご了承願います。


9月13日(日)
八木地区 自治会連合会 合同防災訓練(長崎小学校)

野々下第1・第2、長崎、八木南団地、豊台、みどり台、四季野、泉、さつき、ゆたか、名都野、流山ハイツ、はやぶさの森の13自治会が合同で行う訓練で、約600名もの方が参加されました。

地震が発生したことを想定し、自治会ごと集合場所から避難場所(長崎小学校)まで、係の方がロープを活用し誘導(引率)しておりました。

主な訓練として、消防署、消防団の支援・協力を受けて、救命・救護訓練ではAEDの取り扱いの講習と実習の他、消火訓練、煙体験に取り組んでいました。
また、防災資機材の展示では、組立トイレの組み立て、発電機の取り扱いを体験していただきました。


10月4日(日)
美田地区 近隣自治会 合同防災訓練(美田2号公園)

美田地区は、いち早く、発災対応型などの実践的訓練に取り組まれています。
災害時は地元の地域だけでなく、広域にわたる協力・支援が重要かつ不可欠との観点から、日頃から、近隣の柏市自治会の方々とのコミュニティを大切にするなど、あらゆる観点に創意を凝らし、訓練に取り組まれています。

八木北小学校を避難場所とする美田、十太夫、東映団地、パークブライトおおたかの森、東初石4丁目自治会の皆さんと柏ハイライズ、シティパラス柏、西柏台第二町会の柏市自治会の皆さん、約600名もの方が参加されました。

今回の発災対応型訓練としての取り組みは、ご自宅から避難場所(公園)に避難するに際し、避難経路沿いの会場周辺の数か所に火災発生現場、家屋倒壊・負傷者発生現場、要援護者支援の場を設定し、その場に遭遇した市民の皆さんが適切な対応ができるかを訓練し、検証していました。




避難する際には、非常持ち出し品を携行しているか、そして、会場では、持ち出し品目に漏れはないかの点検も行われていました。



また、MCA無線機を使用し、避難場所に避難した方の状況や、救援物資を要請する通信訓練なども取り組んでいました。
更に、地域の皆さんが迅速に協力して消火活動を行えるよう、地区対抗バケツリレーを取り入れ、興味深い訓練となるよう創意していました。



訓練後、「訓練で出来ないことは、本番では出来ない。」との講評もあり、真摯に取り組んでいる様子が感じられました。


10月11日(日)
第一住宅初石団地自治会自主防災会 防災訓練(初石6号公園)
前日から当日朝まで降り続いた雨、そして、ロードレース大会当日という必ずしも防災訓練を行うためには、恵まれた環境条件ではありませんでしたが、地域にお住いの方の40%強にも及ぶ264名の方が参加されました。

常日頃から、「防災は取り組む姿勢と助け合い」を標語に掲げ、阪神淡路大震災では自助・共助による救助活動が80%と言われていることや、発災後の1時間が命と財産を守る重要な時間などを記載した「自主防災の考え方」を皆さんに普及していることをお聞きしました。

訓練の開始に先立ち、地元第21分団が団地内の巡回広報を行いました。
主な訓練として、地震により多大な被害が発生したとの想定の中、災害時要援護者の安否確認、避難誘導、給食・給水などの訓練が行われました。

特に、安否確認訓練では、ご自宅の玄関口に「無事です。」「救助求む。」と記載した安否確認ボードを掲示し、地区にお住いの方々が各戸の状況を一目で把握し、早く報告できるよう、創意されていました。



救出・救護訓練では、副木包帯、応急担架の作り方の他に、防災資機材の発電機の操作方法や、簡易トイレの組立方法などの説明・普及に努めていました。

 

消防分団長が、巡回広報、バケツリレーによる消火訓練などの進行にあたっていました。



また、炊出し訓練ではLPガス、釜を使用し、連絡訓練では、災害時、慌てず、焦らず、必要な項目・内容を漏れなく、消防署へ通報できるよう、実践的に取り組んでいました。



更に、訓練の成果として、訓練の概要、訓練実施状況(写真を含む)、消防署の講評、会長の挨拶、訓練参加状況、まとめなどを掲載した16ページにも及ぶ「防犯・防災だより」を発刊しています。


10月24日(土)
東部地区 学校・地域 合同防災訓練(東部中学校)

本訓練は、2年前の千葉県教育委員会の「命を守る」防災訓練のモデル校として訓練した成果を風化させることなく、後輩に引き継ぎ、より地域の防災力を高めることを目的として、東部中学校が主催し、行われました。

訓練は、校長先生を始め、全職員と全校生徒が参加し、避難所運営や自助活動に取り組みました。まさに全校を挙げての訓練でした。



避難所運営訓練として、総務、救護、保健、施設班など避難所運営の機能別の活動に、自助活動として、簡易釜戸や土のうの作成、ロープワークなどの避難所運営のために必要な活動に取り組みました。

特に、訓練を通じ、各グループ活動では3年生がリーダーシップを発揮し、皆が協力し合い、それぞれの活動に取り組む姿に力強さ、頼もしさを感じました。

東部地区自治会連合協議会の役員の方、地域の皆さんは、訓練への参加・体験をはじめ、一部の生徒さんにとっては慣れない簡易釜戸の炊出しなどのアドバイスを行うなど、地域の協力体制をより強めている様子が見られました。

 

また、本訓練には新潟県燕市教育委員会、自治会の方が研修に来られ、各会場での訓練の実施状況をつぶさに見学し、写真やメモをとり、地元に普及したいとのコメントがありました。

更に、訓練終了後は、東部中学校職員の方と自治会連合協議会役員の方々との防災訓練に関する意見交換に引き続き、自治会連合協議会役員の方々と燕市の研修員の方々との自治会活動に関する意見交換も行なわれました。
 

10月25日(日)
江戸川台東自治会 防災訓練(江戸川台小学校)
木枯らし1号が吹き荒れ、寒さ厳しい中、また、市民祭りと同日開催と、訓練を行う条件としては、厳しい状況でしたが、多くの皆さんが参加しました。


10時、大地震が発生したとの想定で開始され、地区ごと係がロープを使用し、避難場所に誘導(引率)し、皆さんが集合しました。

自治会の皆さんが避難場所(グラウンド)に集合したのを確認してから、今年度、初めての取り組みである「シェイクアウト訓練」について、SL(セーフティリーダー)の岩井さんから説明を受け、実習を皮切りに訓練が開始されました。

応急救護としてAEDの取り扱い訓練は、AEDを操作する人、介添え(支援)する人の役割に応じて、実践さながらに救助に取り組んでいました。



また、消火活動訓練では、お子さんも積極的に参加していました。
更に、自治会の保有する防災資機材、バール、照明器具などの展示・説明の際は、初めて目にする方から驚きの声もありました。



最後に、訓練を終えた後、希望された方には、校舎内の備蓄倉庫の見学が行われました。


11月7日(土)
宮園自治会 総合防災訓練(1号・2号公園)
宮園自治会は、「宮園自主防災マニュアル」の作成や、防災講話や防災研修を設定するなど、早くから防災対策に対する取り組みに熱心な自治会です。

防災訓練は3部構成で行われました。
第1部では、3箇所の被害場所を想定した初期措置訓練として、初期消火、投光器の活用、家具等に挟まれた方の救出、応急手当、応急担架による負傷者の搬送、避難訓練、スタンドパイプ消火器具による放水訓練が行われました。
第2部では、煙体験、起震車体験、消火器の取り扱いと初期消火訓練が行われ、  
第3部では、給食訓練が行われました。

お住いの地域ごと各公園に集合し、投光器の活用、家具等に挟まれた場合の救出、応急担架の搬送など、多種多様な訓練に取り組んでいるのが特徴的でした。



また、「宮園自主防災マニュアル」で定めた非常持ち出し品を持参するよう、案内したり、流山市初のスタンドパイプを使用した消火訓練を行うなど、随所に地域の皆さんが、お住いの地域の安全を守るという強い姿勢や、訓練に対する真摯な取り組みが感じられました。




11月8日(日)
青田・駒木台地区 合同防災訓練(青田青風公園)
昨年までは、青田、青田第一、駒木台第一・第二自治会の4自治会合同の訓練を行っておりましたが、今年度、新たにネオハイツ自治会の方が参加し、行われました。
生憎の雨の中での訓練となりましたが、訓練内容を一部、変更し、消火訓練、消防署への通報訓練、第20分団の模範演技などが行われました。



冷たい雨の降り続く中でしたが、約80名の方が傘をさしながらも参加し、熱心に取り組まれました。


11月21日(土)
江戸川台西自主防災会、美原防災委員会、あさぎが丘自主防災委員会 合同防災訓練(北部中学校)
今年度、初めて、近隣の3自治会の合同訓練が行われました。
本訓練は2部構成からなり、前段は自治会ごとに計画する訓練が行われ、後段は3自治会合同の訓練として、655名が参加しました。

各自治会の地区ごとプラカードや旗を掲げ、北部中学校に避難した後、煙体験をして、体育館に集合し、避難者名簿の記載などが行われました。

 

また、MCA無線機を使用し、災害対策本部(市役所)に、訓練参加自治会、訓練の概要などを連絡しました。

特に、訓練の創意として、SL(セーフティリーダー)の岩井さんにご協力いただき、シェイクアウト訓練の説明、実習が行われました。

また、参加者が多いことから、合同訓練が行われた後、煙体験の他、希望する方には、起震車の体験や、消火器訓練の実習が行われました。




11月28日(土)
西深井小学校 避難所運営訓練(西深井小学校)
西深井小学校を避難所とする東深井第3自治会をはじめ18自治会の役員、民生・児童委員協議会、赤十字奉仕団の皆さんが参加しました。

訓練は、大地震が発生したとの想定で、ご自宅から、徒歩または自転車で避難(集合)し、訓練概要を説明した後、開始されました。

炊出しは、日赤奉仕団の方の、ハイゼックス(ビニール袋)を使用した炊出し方法の説明により、体験訓練が行われました。



救急法では、今年度初めて、日赤奉仕団の方から、日用品や身近なモノを利用して行う応急救護などの訓練を紹介され、取り組みました。

その内容は、応用包帯などによる応急救護処置として、ストッキングを活用した応用包帯の作成や、骨折時、雑誌を活用した応急処置の他、タオルケットや毛布を使用したガウンの作成、風呂敷を使ったリュックサックの作成など、これまでの防災訓練にない、目新しい内容で、皆さんが熱心に取り組んでいました。

 

また、北消防署、消防団の方からAEDを使用した応急救護訓練の説明を受け、一部の方が体験しました。



特に、西深井小学校の全面的なご協力をいただき、避難所の施設等研修として、参加者を3コグループに分け、校長先生、教頭先生、教務主任の方から、地域の方が使用する施設の観点に立ち、校舎内の備蓄倉庫、物資保管場所、物資配布場所、炊出し場所の予定教室を案内していただきました。

以上、地域の皆さんが取り組まれた防災訓練の概要をご紹介しました。

 「eコミ流山」に投稿するに際しましては、文書形式や体裁はありませんので、地域の皆さんが活動されたことなどを、積極的に投稿し、ご紹介していただきますよう、お願いします。

 明日から、地域の皆さんが取り組まれた活動や情報などを、「eコミ流山」に投稿され、皆さんのより良い「情報共有の場」となれば幸いです。

自治会・自主防災組織の役員の方々はじめ、訓練の企画や調整など、お忙しい中、長日時にわたり、準備していただき、ありがとうございました。
休日の中、早朝から参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
消防署、消防団の皆さん、ご支援いただき、ありがとうございました。

防災訓練に定型はないものと思います。
お住いの地域の特性、環境や、ご家族の構成など、異なります。
どうすれば、ご自身の生命を守り、大切な方の生命を救えるかとお考えになっていただき、不安なことやお一人ではできないことを皆さんでご相談され、各地区の防災訓練に取り組まれていくことが、大切ではないかと思います。

訓練していないこと、経験(体験)していないことは、実際の場、特に大災害時の場に遭遇したときは、頭では理解していても、なかなか行動を起こすことができないのではないかと考えます。

最近は地震だけでなく、噴火、台風、竜巻などによる自然災害が発生しています。災害はいつ、どこで発生するかわかりません。

したがいまして、防災訓練への参加を通じて、皆さんが防災についてもう一度考えていただき、備えを強化する良い機会となりますことを祈念申し上げます。

最後になりましたが、今年一年、皆さんから、多大なご支援、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

来年も、引き続き、ご指導いただきますよう、お願い申し上げます。


  平成27年12月    
    市民生活部次長(防災危機管理担当) 石田和成
            

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